【離婚慰謝料】DV・モラハラ 慰謝料をとるための証拠とは?
2016.11.27
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最近,DV,特にモラハラを受けたと相談に来られる方が増えています。
しかし,DVやモラハラをしている人というのは自分がそういった行為をしている認識がない人が本当に多く,「あなたはモラハラ・DVをしている」と追及しても真っ向から否定されます。そして困り果てて法律事務所に相談にいらっしゃるのです。
相手が事実関係を否定するとき,証拠によって立証しなければなりません。
では,どういった証拠があれば,裁判でモラハラ・DVが認められるのでしょうか。
①写真
暴力を振るわれてケガした部分の写真。あなたが被害を受けたことがわかるように,あなたの顔とケガを一緒に映るように撮る,日付がわかるようにしておくことがポイントです。
②録音
暴言は録音しておくと確実です。相手に黙って録音していても証拠能力は認められます。
③メモ
暴力,暴言その他モラハラ行為をできるだけ詳細に日記につけておきましょう。普段の日記の中に書いているとより信用性が増します(あとから改ざんすることが難しいため)。
④診断書
ケガやうつ病を発症したなど,医師が発行した診断書は被害の程度を示す客観的な証拠として重要です。診断書発行量は,5000~1万円程度です。