離婚「知っトク」ブログ

解決事例 (離婚交渉) 夫から慰謝料・財産分与で330万の主張をされたが、解決金130万円で早期離婚が成立した事例

2023.12.14

・事案の概要

子の出産に関し夫婦間で意見が対立し、婚姻関係が悪化。養育費、慰謝料、財産分与を求めて、調停を申し立てた。

・争点

財産分与及び慰謝料の金額

(夫側は、慰謝料・財産分与について支払うべきものがないとしつつ、解決金50万円を提示していた。当方は、当初慰謝料300万円・財産分与30万円の主張をしていた。)

・結果

解決金130万円

・弁護士からみた解決のポイント

必ずしも慰謝料が取れる事案ではなく、仮に慰謝料が発生したとしても数十万円という見立てではありましたが、離婚が成立するまでは、夫に婚姻費用の支払義務があることもあり、夫に早期離婚に応じるメリットがあったため、高めの解決金で合意することができました。

この記事の監修者

この記事の監修者

中間 隼人Hayato Nakama

なかま法律事務所
代表弁護士/中小企業診断士
神奈川県横浜市出身 1985年生まれ
一橋大学法科大学院修了。
神奈川県弁護士会(65期)